また冬がきた
3月はじめに異動の内示があり、毎日毎日片付けしかしないような日が続いた。疲れてしまって1日の終わりにはもう何もやりたくなくて。落ち着いたら書こうと思っているうちいつの間にかまた冬だ。どうなってるんだ、いったい。
なんか違和感、なんかなじめないと思い続けてもう年末。
よくないことばかり起こるし、なんかためされてるのかな?ここを通り抜けたら明るい世界が広がっているのかしら?
自分の気持ちが現実をつくるんだとわかってはいるけど、どうして悪い方に思考が向かっていってしまうんでしょうね?
いいことを考えるより悪いことを考える方が簡単ってどういうことなんでしょう?
寝て元気になるぞー。
心はいつも新しく
30年以上も前に訪れた花巻。
羅須地人協会に行ってみた。
現在の花巻農業高校の敷地の中にある。
これを見た時は感激した。
消えてしまわないように、生徒達が上書きし続けているそうだ。
そして確かこれが高村山荘(だと思う)。
なんかよくわからないけど。
高村山荘に行った帰り、廃校になった小学校を郷土資料館のようなものとして公開しているところがあったので入ってみた。
お爺さんが一人、耳が遠いのか大音量でテレビを見ていた。
他に見学に来ている人はいなかったので、一緒に歩いて親切にいろいろ教えてくれて。
高村光太郎の話もしてくれた。
「高村先生はいつも、お天道さまに感謝、と言っておられた」
「心はいつも新しく、と言っておられた」
もっとお話を聞きたかったくれどバスの時間が気になって。
次のバスを逃したら半日待たなければならないようなところだったから。
バスが見えてきたので、お礼を言って走り出した私に
「またいらっしゃい」と、声をかけてくれた。
「はーい」と答えて走った!間に合った!
資料館のそばを通ったときにバスの窓からのぞきこんでみると、お爺さんは私が入って行った時と同じようにテレビに向かって座り、テレビの音も聞こえてきた。
「はーい」と返事をしたもののもちろんそれから一度も行っていない。
お爺さんは私のことなどすぐに忘れてしまったと思うけれど、私は何年たっても時々思い出しては、また行きたかったなあ、約束守らなかったなあ、という気持ちになってしまう。
お爺さんから聞いた、高村光太郎の「心はいつも新しく」。大好きですごく大事にしている言葉だ。
道程 高村光太郎
道程
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
誰かが決めた道を歩くのではなくて、道は自分で切り拓かねばね。
この詩は発表された時は102行の長い詩だった。その最後の一節を残したのが、現在の9行の「道程」。もとの詩も是非一度は読んでいただきたい❗️
高村光太郎 (1883-1956) 彫刻家、詩人
父は彫刻家の高村光雲
1914年、詩集「道程」を出版。この年に長沼智恵子と
結婚、1938年に死別。
1941年、詩集「智恵子抄」を出版。
1945年から1952年まで岩手県の花巻で過ごす。
30年以上も前、花巻の高村山荘に行ってきた。宮沢賢治が大好きで行って来たので、高村山荘の存在は行って初めて知ったのだが、とてもよかった。特に出会った人たちがよかった。
ドアが開かない!家に入れない!
9時ごろ、バイト帰りの子どもを拾って家に着いたら、なんと玄関のドアが開かない。
ええええ?
何度やってもどうしても鍵が回らない。
仕方ないので鍵屋さんに電気をして、待つこと1時間半。
寒いので雪かきしながら待っていたのだが冷え切った。顔が冷たくてうまくしゃべれなかった。
結局、凍結だった。
今日は夜になってから冷えて、マイナス10度になった。
きのうの大雪で、なんかの具合で鍵穴に入り込んだ雪が夜になって凍ってしまったらしい。
請求がなんと。
にまんさんぜんえん⁉️
夜間料金とか、カードの手数料とかいろいろついて。
こんなこと初めてだから相場もわからず、どこが安いか調べる余裕もなく、ただ一番最初に出てきたところに電話したけど。
まあ、いいか。
来てもらわなかったら今も外の車の中にいたんだろうし。
ドライヤーをもうひとつ用意して、車庫の中に置いておこうと決めた、万が一同じようなことが起こったときのために。
雪国に住んでらっしゃる皆さん、気をつけて❗️
仕方がない。今日はこういう日。
大雪。朝から雪かきでふうふう。
ゆうべ除雪が入って車庫の前に巨大な雪のかたまりが。スコップで割りながらどけた。
除雪はもちろんありがたいのだが。でも朝から雪かきはちょっと大変・・。
今日も1日雪が降って、風も強くて。
顔に雪混じりの風がまともに吹きつけると息ができない。冬山の遭難って苦しいだろうな、寒いだろうな、と思う。
道はでこぼこ、ハンドル取られそうになりながら、小路のカーブで止まりそうになりながら、やっとの思いで帰って来た。
玄関は吹きだまり、部屋に入ると窓は半分雪で埋まり。
ちょっと前まで「解けてきたねー」なんて言ってたのに、また冬に逆戻り。
ああ、雪の降らないところに住みたい。
カーテン閉める必要ないくらい窓は雪に埋もれている。
今夜も除雪入るかな。
お味噌汁は実だくさんがいい。
しばらくお味噌汁をつくっていない時期があった。朝は忙しいし、だしをとっている時間はないし、もうインスタントで我慢してって。
しかし子どものリクエストもあり、そうか、インスタントのだしの素を使えばいいのか、と、最近まじめにお味噌汁をつくっている。
うちのお味噌汁は実だくさんで、入れすぎた、と思うくらいいっぱい入れる。おかず一品増えたみたい。
お味噌汁っておうちによっていろいろなんだろうなと思う。
うちはほぼ毎回油揚げが入る。
もやし+油揚げ
大根+油揚げ
白菜+油揚げ
なす+お豆腐+油揚げ
じゃがいも+わかめ+油揚げ
キャベツ+油揚げ
じゃがいも+玉ねぎ+油揚げ
わかめ+お豆腐+油揚げ
小松菜+お豆腐+油揚げ
お豆腐+卵+油揚げ
キャベツ+玉ねぎ+油揚げ
大根+わかめ+油揚げ
さつまいも+油揚げ
えのき+卵
生揚げ+小松菜
ほうれん草+油揚げ
などなど
毎日野菜やお豆腐をたくさん入れてお味噌汁を食べている。
練りゴマを入れたらおいしいかな?いつかやってみようと思っとります。
明日はなめこの気分かな。寒い時はなめことお豆腐がおいしいですー。
All's right with the world!
この時期になるとなんとなく思い出すブラウニングの詩。
The year's at the spring,
The day's at the morn ;
Morning's at seven;
The hillside's dew pearled;
The lark's on the wing;
The snail's on the thorn ;
God's in His heaven,
All's right with the world!
時は春、
日は朝、
朝は七時、
片岡に露みちて、
揚雲雀なのりいで、
蝸牛枝に這ひ、
神、空に知ろしめす。
すべて世は事も無し。
今夜はヒレカツに野菜サラダにマカロニサラダ。付け合わせに出来合いのスパゲッティボンゴレ。
お肉は厚めに切って
しっかりめに塩こしょうして
小麦粉つけて
溶き卵の手とパン粉の手を別にしてつけて
油でカリッと揚げてできあがり。
子どもが小さいころはほんとによく作った。
ゆうべはごぼう入りハンバーグ。
合い挽きに玉ねぎと卵を入れ塩こしょう
粘りが出たらササガキにしたごぼうを入れて混ぜて
7、8等分にして焼きつける。
これも時々子どもたちが食べたがる。
ブラウニングの詩がごぼう入りハンバーグの話になってしまった。