中学生の頃英語が大好きだった
1年生の時の英語の先生は、授業に関係ない話も毎時間必ずしてくれた。モデルさんの話、自分の中学生時代の話、腕時計の話、水泳の話・・。
昔の英語の時間はとにかく読んで訳す、それも、単語ひとつひとつをきっちり訳す、という感じだった記憶がある。
「これはビルのセーターですか?」の返事の
No, it isn’t. It’s Tom’s sweater. (合ってるか?)
のような文を訳す時、すべての単語をきちんと訳して
「いいえ、それはそうではありません。それはトムのセーターです。」
としないといけない。正解が出るまで先生のNext !が続く。
子どもが中学生の頃の授業参観で私の頃との違いにびっくりした。
まず、教科書の文を全部は訳さない。そして訳も、だいたいこんな感じかな、でOK。
まあ、言葉だから文法が間違っていたって伝わればいい、相手の言っていることもなんとなくわかれば大丈夫なのかもしれない・・。
でも、英会話教室ならそれでいいかもしれないが、中学校ではまず文法をきちんと勉強しないとだめなんじゃないかなあ?文法がわかって、それからなんとなく訳す、とか、話す
ならいいが、文法がわからないのに最初からなんとなく、とか、だいたいこんな感じ、ではいつまで経ってもわからないのでは?
と、思ってしまった。時代が違うのですかね。でも昔の読んで訳す式の勉強も決して意味がないものではないな、と思う今日この頃。
中学生って今の方が英語できるようになってるんだろうか?私が古いだけだろうか?