卒業期 いまむかし

受験・卒業・合格発表という時期がきた。みんなが自分の第一志望校に合格できるといいね。

聞くところによると、コロ助のせいで去年に引き続き高校での合格者番号の掲示はなし。子供たちはwebで自分の番号を探すことになる。寂しいね・・。

昔は名前も掲示されたものだ。夕刊にも高校ごとに合格者の名前が載った。あっ、この子も合格した、あー、あの子の名前はない・・などと一生懸命友達の名前を探したものだ。

ラジオでも発表があったっけなあ。合格者の名前を読み上げていた。私は合格発表見に行く勇気がなくて、家でラジオを聞いていた、ドキドキしながら。名前が読まれた瞬間、一緒にラジオを聞いていた父と握手をした。懐かしい。

卒業式は父、母、それに孫の姿を見たいじいちゃんばあちゃんも列席したもんだ。しかしこれもやはりコロ助のせいで、1家庭1保護者の参加だとか。

そして合唱もなし。君が代がないのはいいけど、歌のない卒業式って泣けるのかしらん?

自分の卒業期で何を歌ったのか、全然覚えていないが、仰げば尊しとかかな。長男の卒業式は大地讃頌だった。

白い日差しの中に山並みは燃えて

はるかな空の果てまでも

君は飛び立つ

どこかの中学校の先生が作ったというこの歌も今結構歌われるみたいで。

いい歌ですね、この歌。生徒たちが泣きたくなる気持ちがわかる。

さよなら友達 いつか 会う日まで

もいいね。

昔の卒業式って淡々としていた記憶しかない。いや、私が淡々としていた?斜め前の双子の男子の一人が涙を流していたのにちょっと驚いた。

終わってから友達と、「泣いてたね」「感極まったんだね」なんて話してた。

で、翌日合格発表、午後になってから中学校へ行き、遅かったな、とか言われて担任からお祝いの色紙をもらった。

今はいろいろな手続きがあるようで、生徒が卒業してもいろいろ大変みたいです。

みんなで笑顔で春を迎えられますように❣️